思いつくままに

忙しさが続いたせいか・・・心身ともにバテ気味です。
その間ブログ更新してなかったにも関わらず、
拙いブログへ足を運んで下さって、

Bergamot、本気で感謝してます。

Many thanks!!

菅内閣がスタートした。
明治維新の立役者である高杉晋作を引き合いに出して、自ら「奇兵隊内閣」の誕生と位置づけた。
（外国メディアが騎兵隊と語釈しなければいいが・・・）
高杉は下級武士や農民、商人らを集めて混成の戦闘集団「奇兵隊」を組織し、
体制刷新運動を展開した幕末の志士だ。
菅内閣は「鳩山政権に対する反省に立脚して誕生」した形には見える。
でも、大事なのは、何を反省し、何を改めるかだろう。
就任会見を聞いた限り、現時点の偽らざる感想は不安120％、期待度ゼロだ。
ちなみに、高杉奇兵隊は3ヶ月しか続かなかった。

(1)前内閣、サギヤマハトヤマ政権の失敗に関する謝罪が一切無し。
国民の多くが不満に思ってたのは、ハトヤマの「リーダーシップの無さ」であって、
自身の「政治とカネ」の問題、親から莫大な「子ども手当」をもらってたとしても、
リーダーシップが備わってたら誰も文句なんて言わなかっただろう。
（私的にはダーティー汚沢を道連れに辞任したことだけは唯一評価しているが・・・）
国民の信を問うべきところを、デキレースで誕生した菅総理。
実質ナンバー・ツウの職にいた菅氏が、8ヵ月半の総括もせず、
失敗を国民に謝罪もせず、親分を支えきれなかったことを反省もしない。

(2)岡田外務大臣、北澤防衛大臣、前原国交・沖縄担当大臣の再任。
前官房長官の平野氏を含め、この4人も自分勝手な発言で「普天間基地問題」を迷走させ、
さらに総理を辞任に追い込んだ。
であるならば、大臣辞任に値する同罪なのに、菅氏は、平野氏以外の3人を再任させた。

(3)2010年度の44.3兆円を上回る国債の発行は行わない意向を表明。
子ども手当や農家への戸別所得補償などバラマキ政策を維持するなら、
2011年度の予算編成は極めて難しいのではないか。
国会では「乗数効果」や「消費性向」を尋ねられて答弁に窮し、経済音痴ぶりを露呈したが、
来年度の消費税などの増税実施に余程自信があるのだろうか。

試されるのが、今まで単なる理想として口にして来たことをどんなふうに実現させるのか・・・
っていう政治家としての資質や力量だ。
沖縄との合意も得ていない「鳩山内閣での日米共同声明の内容を踏襲する」なんか言っているようでは、
これから先、問題が山積している中で、民意を反映させる政治など何も期待できない。

などと、思いつくまま書いてみました。


Rockwell - Somebodys watching me


まさか、もしかして、と思いググッたらありました。
これ聴きたかったんだよね。
マイケル・ジャクソンのバックコーラスがお気に入りです。