Blondie - Atomic (1980)

Blondie - Atomic
1980年リリース。邦題：銀河のアトミック。
アルバム「Eat to the Beat/恋のハートビート」から、
4枚目のシングルとなります。

恋のハート・ビート(紙ジャケット仕様)
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イサベル・コイシェ監督の「Elegy」にデボラ姐さんが出演していたとは・・・
今年65歳。女優やっていたとは知らなかった。

なんの脈略もなく、いきなりでスミマセン。

前にTUTAYAで借りて焼いたままにしていたDVDでの話です。
昨日、かみさんに付き合って見ました。
「デボラがおばあちゃんになっちゃった・・・」と思わずひとり言。
かみさん、誰ソレな顔で、
「・・・・？？」と乗ってこない。
「ブロンディだよ」
「知っている曲はあるけど、リアルじゃないし。ｷｯﾊﾟﾘ」
世代のギャップだねぇ（笑）
ま、確かにクルマでしか聴かないし、
それもメッタにヒットしないですし。

【映画のワンシーンより】　　　　


【ブロンディー絶頂期の頃（30代前半）】


同監督の前作「死ぬまでにしたい10のこと」にも出演していたが、
ぜんぜん気付きませんでした。
まぁ、65にもなれば変わるわねえ。
出番は少なかったけど、
なかなか味のある演技でした。

映画の内容は（ネタバレしない程度に）・・・・・・・・
地位も名声もある大学教授（ベン・キングズレ）が、
30歳も年が離れた教え子（ペネロペ・クルス ）と、
恋に堕ちるというありがちなパターンでした。
最初は彼女の若くて美しい肢体が欲しかっただけのエロ爺が、
すったもんだの挙句、彼女と再会し絆（？）を得るまでのお話。

フィリップ・ロスの小説が原作だそうだけど、
読んでいないのでわかりませんが、
なんともまぁ・・・陳腐で臭すぎるストーリー展開。
正直、苦手（うんざり）でございます。
大学老教授が若い女子学生に欲情を持ち、
その扱いに肯定的な考えと否定的な考えが交錯する、
という出だしはなかなか良かったんですけどね。

ベン・キングズレの演技って、
「ガンジー」「シンドラーのリスト」で見せたような渋さはあるけど、
こういう恋愛ものには地が出ちゃうのかなあ・・・。
妙に生々しくて、参りましたねえ。

それよりも、4/9公開される「シャッター アイランド」にも出演している
パトリシア・クラークソン演じるキャリアウーマンが良かった。
主人公と20年来の愛人関係にあって、あり余る「大人の女」の色気と、
ペネロペの「若いキレイな女」の色気の対比が面白い。
というのが、この映画の最大の魅力なのかもしれません。

突っ込めば、レビューいくらでも書けますが、
ブログのタイトルから脱線しすぎました。
これ以上書きますと、ネタバレバレになってしまいますので、
この辺にしときます。