ぼくらの役目とは・・・

東電福島原発で今、献身的活動をされている東電の社員の皆さん、関連企業の皆さん、
そして自衛隊、消防隊、警察官の皆さんに敬意を表します。

そのご苦労には涙を禁じえません。本当にご苦労様です。

東京消防庁の緊急消防援助隊の総隊長ら３人による会見で「隊員の士気が高いので・・・」と切り出したあと絶句。
しばらく声を詰まらせた後に「隊員の家族には本当に申し訳ない。この場でお詫びとお礼を申しあげたい」と唇を震わせ、
涙をこらえながら語っていた冨岡隊長の姿に心は２度震えた。

１度目は、「自らの命は顧みず」、国民のために勇敢に立ち向かった陣頭指揮官と隊員の方々への感謝。
２度目は、この大事を招いた原因が自分達の怠慢でありながら彼等の労をねぎらう姿勢もみせず、
東電や警察、自衛隊幹部を怒鳴り散らしたり、政局を絡めて責任回避に奔走している無能指揮菅への怒りだ。

政府首脳や東電幹部は、現場の方々の命がけの活動に報いているのか！！

思えば、恐竜の死滅も未曾有の「天災」であったことを思うと、
人類も恐竜と同様、「生き物としての地球」の怒りをかったのだろうか？

中国四川の大地震やスマトラ大津波の方が人的被害は大きいけれど、
世界の先進国たる災害対策国家日本で、この大震災が起きたことは重く受け止めなければならない。

twitterで誰かが言っていた。
「これで本当の戦後が終わる」と。

僕らの世代にとっては、まさに今が戦争なのだ。
こんな思いはもう誰にもさせちゃいけない。
真にみんながつながり合って一緒に前を向いて歩いていける国を作らなきゃ。

これからの子供達に残す負の遺産。
自分達の世代でカタがつくことはないからこそ、少しでも状況を改善して
引き継がなければならないと思うのだ。
だから、少しでも明日が良い日でなければならない。
良い日にするのは自分達。

他の誰でもない。